一般社団法人 The 12th Player のDNA
代表理事からのメッセージ
■中学サッカー部での挫折
中学3年生の時、サッカー部に所属していました。同学年が10人前後しかいない、いつも地区大会1回戦負けのチーム。でも、サッカーが下手くそたった私は、そのチームで1度もレギュラーになれませんでした。
引退前の最後の大会は、今でも覚えています。現役最後の試合で、私はベンチで大声を出し続けました。背番号12のユニフォームを着て。試合に出られない悔しさを、練習が報われない鬱憤を、でも、どこかで納得してしまっている自分を感じながら。今だから言えますが、私は本当の意味でチームを応援することができていませんでした。
■東東京の地域を応援してきた現在地
大人になった今、私は自分が生まれ育った古千谷や足立区のことが好きで、自分なりに応援してきました。のどかな風情、自分の庭だと感じさせてくれる商店や飲食店、誰かのために必死になれる愛すべき人たち。この地域には、東京の他に地域にはない魅力が溢れています。そんな地域で私がしてきた応援は、人と人が繋がる無料のコーヒースタンドを毎週オープンしたり、震災復興の飲み会を友人たちと開催したり。
ただ、ある時にふと立ち止まって考えました。自分の応援の声はちゃんと届いているのだろうか。中学サッカー部でベンチに座っていた時と同じになってしまってはいないだろうか。
■応援でイノベーションを
1人の応援の声では届かないかもしれないけれど、みんなで応援したら背中を押すパワーになるかもしれない、それがこの法人を設立した理由です。私たちは、東東京の地域でなにかに情熱を注ぐ人を応援して、イノベーションを起こします。そして、地域の活性化のために、地域に関わる人たちの応援の声が広がることを目指します。
法人名のThe 12th Playerとは、「12番目の選手」という意味の「真のサポーター」を表すサッカー用語です。
私は法人の代表理事として、誰よりも大きな声で応援することを約束します。
12番目の選手として。
応援は、応援を呼ぶ。You’ll never walk alone.
一般社団法人 The 12th Player
代表理事 大島 俊映